撮影機 | Canon EOS 6D |
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レンズ | Canon EF 70-200mm |
焦点距離 | 138.0 mm |
露出 | 1/25秒 |
F値 | 4.0 |
ISO | 1600 |
撮影場所 | 行徳庵 |
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紅葉
、、、という割にはまったく赤くない写真ですが。
今年の紅葉は総じて遅いようです。
気温や気候の移り変わりにともなって、徐々に変化していく 紅葉ですが、やはり色づきが遅いと赤くなる前に傷んだり 散ったり。
自然は難しいです。
紅葉の写真というと、燃えるように赤く染まった風景だったり、 西陣織のような色とりどりの山の姿などが目を引きますが、 このようにきわめて明るく撮ると、それはそれでまた違った 味わいが出てきます。
和室にある掛け軸や、色紙に描かれた世界のような感じでしょうか。
傷んだモミジも逆にちょっといい感じになったり。
広角よりは望遠で、明るい空に向かって撮ってみてください。 ただしレンズを空に向けると、カメラが「ずいぶん明るいなぁ。 このままでは真っ白な写真になってしまう。」と判断して暗く撮ろうとしてしまいます。
そういう時はプラス補正、もしくはマニュアルモードで撮るといいですよ。 画面が真っ白になってしまうことを「白トビ」などと言われて写真では 嫌われる事が多いですが、気にすることはありません。
日本人は「無」に「有」を感じる事のできる感受性の高さをもっていますから。