撮影機 | Canon EOS 5D Mark III |
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レンズ | Canon EF 70-200mm |
焦点距離 | 93.0 mm |
露出 | 1/50秒 |
F値 | 6.3 |
ISO | 200 |
撮影場所 | 奈良県新公会堂 |
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終秋啾啾
今年はタイミングが合わずに、紅葉の盛りに撮影に出かけることが出来ませんでした。
奈良公園周辺を彷徨いてみましたが、一見綺麗に見える紅葉も
近づけば色あせ、秋の終わりを静かに告げようとしていました。
一年中葉を付けている木ももちろん沢山ありますが、
咲いては散っていく花のように、葉を落とす落葉樹と呼ばれる木は
美しさ以上に、寂しさや切なさ、冷たく駆け抜けてゆく風とともに
何か特別な思いがココロを揺さぶります。
葉を落とすことで日光を効率よく地上まで届け、
少しでも寒さから守ってくれようとしているようです。
さて、奈良県新公会堂の庭園で素敵な光景に出会いました。
水辺というのはやはり四季折々で印象的な風景を演出してくれますね。
水面がずいぶん青く見えますが午前中が爽やかな青空だったことと、
日陰の光がすこし青みを帯びていることと、
そして、、実は油が浮いてキトキトだったのでより光を反射してるんです (汗)
アップで撮った写真はとても見せられるようなものではありませんでした。
まぁそれも写真の面白さの一つですよね。
あ、『終秋啾啾』って言葉は、『シクシク泣くほど秋が終わるのが寂しい』という
僕の気持ちを四字熟語にしてみました。もちろん辞書には載ってません。
あしからず(笑)