撮影機 | ILCE-7RM2 |
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レンズ | FE 70-200mm F4 G OSS |
焦点距離 | 147mm |
露出 | 1/1000秒 |
F値 | 5.6 |
ISO | 1600 |
撮影場所 | 東大寺二月堂 |
Google Map |
2018 お水取り
今年のお水取りでの写真です。
SNSなどでも時々呟いているのですが、写真を撮るのに何時間も前から事前に場所取りをすること、
そしてその場所で時間まで待つこと、、、
大嫌いです(笑)
今年は13日と14日に行きましたが、かなり重い腰を上げました。
去年は一度も行きませんでした。
しかしまぁ、行くからにはそれなりに印象的なものを撮らねばなりませんし、だからといって
撮れるかどうか。。特にこのお水取りや山焼きの場合は一発勝負的な要素が
あるのでなおさら失敗は許されません。
重い腰=自信の無さのあらわれかもしれません。
さて、二月堂には17時20分ごろ到着しました。すでに良さげな場所はもちろんありません。
とりあえず二月堂の正面から左サイドからは以前も撮ったので、今回は右サイド、少し遠いですが
上り坂の手前、自分の前に人が来なさそうな所にしました。
写真はクリックするとそれぞれ大きくなります。
まずは流し気味に。やはり右サイドからはやりにくい。左からの方が
二月堂に正対している距離が長いため、流し撮りには有利でした。
通常10本のお松明が上がるので前半5本は引き気味で、
後半5本は望遠で撮りました。結果、引きで撮ったものは
比較的、誰でも撮ってるようなものになりましたので、
お見せできるほどのものはありませんでした。
最後の一枚は14日に撮ったものです。13日の場所からは少し後ろになります。
この日だけ10本のお松明が一度にあがります。
火花があまりなく寂しいですが、煙と火花両方あると何の写真だか分からないくらいでしたので、
比較的すっきりしてる写真を選びました。
撮り下ろし作品は、望遠で撮ったなかで炎の表情がもっとも良いこの作品に。
炎というものは、特に暗闇の中にあっては異常すぎるくらいに明るいため、
写真に撮ると炎だけ真っ白になりがちです。
その為画質の劣化を承知でISOを上げて、速いシャッタースピードで撮りました。
一般的にはバルブ撮影などで、炎が龍のようにつながった写真をよく目にするかと思いますが、
僕自身は、
『ひとときも同じ形を留めない炎の一瞬を捉える』事が好きですし、より
チャレンジし甲斐があると思っています。
自分的には思った以上に迫力があって気に入っているのですがいかがでしょうか。