元日に汲む水のことです。歳神の供え、手や顔を洗い、口をすすぎます。雑煮を煮るのも若水。若水を沸かすと福沸(ふくわかし)といっておめでたいことになります。昔は元日に若水を汲んで昨日までの水と区別していたのですが、水道ではこの雰囲気はなかなか出せません。新年を迎えた水には神聖な力が宿るという思いはやはり何とか次ぎの世代へも伝えたいものです。