特別展 建国１１００年 高麗－金属工芸の輝きと信仰－

１１００年前に朝鮮半島に誕生した高麗は、王侯貴族を中心として文化・美術において成熟した時代と言えます。仏教への篤い信仰を背景に、厳か、かつ煌びやかに荘厳された仏教文物が盛んに制作され、国の安泰への願いや、個人の信仰などの切実な祈りが籠められました。本展覧会では、仏龕や舎利容器などの仏具、飲食器、鏡など、信仰や生活といった多様な用途を反映し、今なお輝きを放つ金属工芸に焦点をあて、高麗時代の文化に迫ります。

◆毎週土曜日の午後2時から担当学芸員による列品解説を開催。

◆以下の日程でイベントを開催。

【講演イベント】
10/28(日)午後２時～講堂
講演会「韓国で新たに出土した金工品の現況と特徴」
講師：韓国・東国大学校教授　崔應天氏

10/21(日)午後２時～講堂
日曜美術講座「高麗の祈りの美」
講師：当館学芸部係長　瀧朝子

11/4(日)午後2時～講堂
文華苑講座「日本庭園の現場から」
講師：庭舎ＭＡＫＩＯＫＡ代表・庭職人　牧岡一生氏

【コンサート】
10/13（土）午後１時～講堂
華コンサート アントネッロの笛(古楽アンサンブル)「秋色に咲く萩の花」
出演：古楽アンサンブル　アントネッロ
※入館券のみでご鑑賞いただけますが、当日１０時から配布する整理券が必要です。

〈共催〉毎日新聞社〈助成〉芸術文化振興基金〈後援〉株式会社 近商ストア

	2018年10月06日〜2018年11月11日
	大和文華館
	【特別展】一般９３０円、高校・大学生７２０円、小・中学生無料
	0742-45-0544