-モデルコース01-必見神事「遷幸の儀」おん祭満喫コース
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12月17日 00:00〜01:00
遷幸の儀(せんこうのぎ)
浄闇の中で若宮様を本殿よりお旅所の行宮(あんぐう)へとお遷しする行事で、おん祭の中でも秘儀中の秘儀。2本の松明の火を先頭に、楽人たちが道楽(みちがく)の慶雲楽(きょううんらく)を奏でながらお供します。約100名の神職に取り囲まれ、「ヲー、ヲー」という警蹕(みさき)の声を発しながらお旅所までの春日大社参道を遷幸されます。
遷幸の儀は、写真撮影、懐中電灯、私語は一切禁止です。-ポイント-おん祭の見どころ「遷幸の儀」- 神様の気配と存在感に圧倒される。
- 暁祭を前列で観たい方は早めに並ぶのがよい。
- この時期の奈良はとても寒いです。防寒対策はしっかりと。
- 足元が全く見えませんのでご注意を!
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12月17日 01:00〜02:00
暁祭(あかつきさい)
遷幸の儀の後、行宮の前には神を迎えた事を示す植松(うえまつ)が立てられ、神前には、海川山野の品々が献じられます。
宮司による祝詞の奏上や、奉幣などののち、御巫(みかんこ)による神楽が奉納されます。-ポイント-- 若宮様が御假殿に鎮座されると、灯りが一斉に灯される。
- 真夜中に野外で観る神楽は厳かで神秘的。
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12月17日 12:00〜14:00頃
お渡り式(おわたりしき)
お旅所の御仮殿にいらっしゃる若宮様のもとへ芸能集団や祭礼に加わる人々が社参する行列。一番から十二番行列まであり、馬50頭、奉仕者総勢1,000お余名が都大路を練り歩きます。行列は、奈良県庁前広場を出発し、油阪を経て三条通を東へ登り、一の鳥居を入ってすぐ南側の「影向の松(ようごうのまつ)」の前で「松の下式(まつのしたしき)」を行ってお旅所へ練り込みます。
-ポイント-おん祭の見どころ「お渡り式」- 「影向の松」の前が最も見やすい。
- 「競馬」や「流鏑馬」を観るなら、一ノ鳥居とお旅所の中間がおすすめ。
- 「影向の松」前に桟敷席あり。(有料)
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12月17日 14:30〜22:30頃
お旅所祭(おたびしょさい)
おん祭の中心的な神事。“芝居”の語源と言われるお旅所の芝舞台で社伝神楽や田楽、細男、舞楽などの各種芸能の奉納が行われます。午後11時近くまで各種神事芸能が絶え間なく奉納されます。
-ポイント-おん祭の見どころ「お旅所祭」- すべて観ると、かなりの長丁場。暖かい格好を。
- 「競馬」や「流鏑馬」を観るなら、一ノ鳥居とお旅所の中間がおすすめ。
- お旅所前桟敷席あり。(有料)
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12月17日 23:00頃〜
還幸の儀(かんこうのぎ)
若宮様にお旅所より本殿へお帰りいただく神秘で、おん祭を締めくくる神事。若宮様は2日間に渡って留守ができないため、遷幸の儀から24時間以内に本殿に戻らなければなりません。その為、楽人たちが奏でる道楽(みちがく)の還城楽(けんじょうらく)は、遷幸の儀に比べ、テンポもやや早く軽やかなものとなります。神職に取り囲まれ、「ヲー、ヲー」という警蹕(みさき)の声を発しながら本殿までの春日大社参道を還幸され、おん祭の長い一日の幕が閉じられます。
還幸の儀は、写真撮影、懐中電灯、私語は一切禁止です。-ポイント-おん祭の見どころ「還幸の儀」- 神様の気配と存在感に圧倒される。
- この時期の奈良はとても寒いです。防寒対策はしっかりと。
- 足元が全く見えませんのでご注意を!